蝋板に鉄筆で

自由帳

灼熱の卓球娘-2

卓球娘は真っ直ぐな想いをストレートに卓球でぶつけ合う熱いアニメ、と言えば多分間違ったことを言ったことにはならないのだけれど、その彼女達の真っ直ぐな想いがどうやって育まれてきたのかと考えると、カップリング単位で見ていくのが妥当らしいという結論に落ち着く。そこでざっと見渡すに、ざくろとくるりの関係性について立ち入った言及を行わないのでは卓球娘について話したことにならないと思ったので、彼女達の関係を検討する。

 

二人の関係のはじまりに遡ると、ざくろのくるりに対する憧れが根源に見出される。ここで目を惹くのは、その憧れがただ見ているだけのそれではなくて、自分もそうなりたい、全国で勝ちたいという意味で「本物」であるということである。それは退部した部員の「新入生に負けて先輩の面子丸潰れ」だの「わたしは面白おかしく全国に行きたかっただけだから」だのと言った台詞との対比でより明らかになる。ざくろはそのようなことは意に介さないのである。躓いてもへたばってもくるりに喰らいついて、くるりとの練習に付いて行く。その本物の気持ちがくるりに届くというわけである。

 

ざくろからくるりに対する気持ちのうちはじまりの部分を反芻した段階で最高の気分になり、先を書けなくなってしまった。