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蝋板に鉄筆で

自由帳

灼熱の卓球娘

積んでいた灼熱の卓球娘を鑑賞し、本当にいい気分になったのでその感想を記す。

 

このアニメは、キャラクター各人の個性自体はさほど巧妙に描かれている感じはしない。決めゼリフや決め技などで割合大雑把な味付けがなされているように思った。

でも、その薄いキャラを補う、幾つかのカップリングの関係性の表現が本当に良い!最小限のエピソードで最大限の効果を上げている。キルカとムネムネの入部時の決意とか、ざくろとくるりの部活動の部活動の経歴とか、大して尺も使っていないのに各々のカップリングの絆の強さが非常に説得的に伝わってくる。何故説得的なのか、実はよく分かっていないのだけれど、恐らくは強い絆の結び目の部分―全国で勝ちたい、強くなりたい、ドキドキしたい、ざくろの笑顔を見たい―という、最重要の部分をストレートに単純な言葉と熱い作画で表現してくれていることが、観る側の快感に繋がっているのだろうと思っている。

で、全体を通して特筆すべき名エピソードはやはり9話、10話だろうと思う。こよりとあがり、ざくろとくるりの関係性をそれぞれ描くだけでなく、その関係性をぶつけ合う描写に心打たれた!互いが情熱を一打一打に込めて死力を尽くし合うド直球の脚本、ナイス!ベリーナイスです!