碧の軌跡・備忘6

4章1日目まで。記録するよりプレイするスピードの方がずっと速い。マインツを襲撃した赤い星座をたった一人で奇襲しに行ったランディに追い付き、マインツを占領していた赤い星座を辛くも撃退したところ、なんとクロスベルで火の手が上がっていた。イリアは…

碧の軌跡・備忘5

2章2日目、同3日目、Intermissionを経て3章1日目の途中までプレイ。前回から間が空いてしまったので、何回かに分けてプレイ記録を記載する。2章3日目における西ゼムリア通商会議において、会議の議場(オルキスタワー)帝国における革新派と貴族派の対立から生…

碧の軌跡・備忘4.5

今これだけは書いておきたいと思うから書くのだけれど、ボンドさんの家に仔猫が引き取られる話から、ボンドさんの証券取引での失敗の焦りから来る蒼の叡智の服用、治療から事業の失敗に伴うアカシア荘への引越しまで来て、更に新居に馴染めなかったマリーち…

碧の軌跡・備忘4

2章2日目開始まで。オルキスタワー除幕式開始、西ゼムリア通商会議開始。ジグムント・オルランドがランディに接触。詳細は不明だが、ランディは「闘神」となるための資質を示すべく、ある場所の村を一つ壊滅させたらしい。キーアはオルキスタワーのことを覚…

碧の軌跡・備忘3

1章2日目終了まで。2日目が雨だったため、コッペに餌を与える機会がなかった。1日目の間にねこまんまを作成して与えるべきだった可能性があるように思われる。不審住戸の調査。ロータスハイツ1階からガイトナーが転出し、ゲバル氏が転入。マクダエル邸の隣に…

碧の軌跡・備忘2

第1章の1日目終了まで。 リース・アルジェントがクロスベル大聖堂に着任。実はエリィがアルテリア法国に留学していた頃の知り合いだったとか。 メゾン・イメルダの手配魔獣退治、迷惑車両の取締り(これは隠しクエスト)等の任意クエストをクリア。西クロス…

碧の軌跡・備忘1

・序章まで。ロイド・ノエル・ダドリー・アリオスでアーネスト君及び楽園に足を踏み入れて弱みを握られた帝国派の元議長を追って教団のロッジへ突入。 ・ロイド君が性懲りも無くノエルに粉を掛けていた(恐らく無意識と思われる、この部分については正確な引…

備忘(感想について)

下記について、銘記し敷衍する必要があると思われたので、記事を作成する。昨晩の私のTweetを元にしている。 よりよく物事に対する感想を述べるために、①感想を述べる対象を明確にする、②その対象にどのような感想を抱いたのか、③その感想を抱いたのは、どの…

零の軌跡と私

今そこにある情熱 いま、私は全精力を「零の軌跡」というRPGに傾けている。他のこと(健康や生活、人生など)はすべてどうでもよいものとして取り扱っているが、零の軌跡をプレイするために必要な限りでお付き合いしている(という態度で仕事をしていたらもっと…

言の葉の庭

「言の葉の庭」を観た(2回目)。 自分の記憶が正しければ、初見では、終盤で秋月と雪野が激情をぶつけ合うシーンに対して、本作全体の雰囲気にそぐわない表現であるという旨の感想を述べたように思う。 初見時に、何故そのように感じたかという事自体にい…

ハンドシェイカー

先日ハンドシェイカーを全話観たので、備忘の為に感想を記しておく。私がアニメでもっとも重視する要素は、技量の高い声優が主要なキャラクターを演じているか否かという点に尽きているのだが、そのような意味において、本作の、とりわけ女性キャラクターの…

きみと、波にのれたら

これは中々良い作品だと思ったので、備忘として感想を残しておきたい。何が優れている作品なのか。恋人の死によって話全体の雰囲気を沈鬱にすることなく、主人公の受容と再生を明るいタッチで描き出すストーリーの構成、脚本の妙であろうと思っている。安心…

宇宙よりも遠い場所

1. 「宇宙よりも遠い場所」を12話まで鑑賞した。今思えば,必ずしも明らかではないが,私は従前,個人の問題と二人間,三人間及び更に大きな集団間に特に生起する人間関係それ自体の問題を切り分けて論じるよう努めてきたように思う。しかるに本作は,私の問…

1-9

今日は折角のタイミングに何一つ話すことが出来ず,何一つ考えていないことを暴かれ,最近如何に碌でもない生活を送っていたかが一目瞭然明らかとなり,非常にプライドを刺激されたので,もう少し脳を働かせて生きようと思った。いくら問題意識が重要と嘯い…

少女終末旅行

昨日『少女終末旅行』が最終回を迎えたので、最終回を読んで受けた感銘に絞って完結に述べる。 私は、最終回を迎える以前から、本作の世界が既に終わっており、上から下まで虚無で満たされていると考えていた。従って、チトとユーリが上を目指したとしても、…

放課後のプレアデス

放課後のプレアデス4話において取り扱われるひかるの問題は極めて繊細であるところ,その言語化を簡潔に行っておく。 父の曲にソの音を書き入れたひかる,その箇所をずっと聴けなかったひかる。それは何故か。最後まで聴いたら,きっと泣いてしまうから。 な…

けいおん!-4

けいおん!シリーズ全体の意義を簡潔に述べる。 けいおん1期は、①善なる人間が②自らの興味関心に即応した③小コミュニティを形成した場合の成功例を端的に示している。①②③の要素の全てが重要である。けいおん1期はあくまで善良な人間が集うことによるポジティ…

SHIROBAKO

SHIROBAKOは私にとって他のアニメで代替し得ない最高アニメの一つであり、決して語り尽くすことができない。そこで、ごく簡単な形で、SHIROBAKOの魅力を素描する。 本作は、本当にありふれた易しいテーマを、アニメ制作という特殊な素材で語るところに大きな…

フレームアームズ・ガール

標記の作品を鑑賞した。あまり私向きの作品ではなかったが、それでも感じ入るところはあり、また近年(と言い切れるほど昨今及びそれ以前の作品に詳しいわけでは全くないが)の流行(?)とでも言い得る人間関係の描写が為されていたように感じたので、備忘にメ…

恋は光-2

『恋は光』の既刊部分を全て読み終えたが、本当に最高の作品だと感じている。しかしながら本作の何に言及すると有意味なのか、非常に悩んでいる。いや、有意味なことにコメントしなければならないという限定があるわけではないので、何をコメントしてもいい…

恋は光

『恋は光』シリーズを読み始めている。本作は、登場人物が自身の感情それ自体を、感情の発生原因にまで遡りながら具体的に言語化することが徹底されており、従って精密な議論の対象にしやすいように思われる。他面それは読者の側もまた本格的な議論に堪え得…

ステラ女学院高等科C3部-3

3. 先日知人と議論した結果、霊的存在が本作の非常に重要な構成要素として浮かび上がってくることが判明した。ゆらの内面の問題との関係では霊的存在の意義は極めて大きい。そしてまた本作で霊的存在が本重要視されていることは、本作が他にも多数の問題提起…

ステラ女学院高等科C3部-2

2. 何らかの人間の集団を描くアニメは数多存在し、勿論本作で描かれるC3部もある種の人間の集団である。ではC3部の特質とは何か。ある見解によれば、本作は所謂オタクサークルで生じがちな問題の一局面を描いた作品であるという。私はこの見解に賛同するもの…

ステラ女学院高等科C3部

C3部を全話鑑賞した。差し当たり13話は本当にどうしようもない出来なので観なかった振りをするが、それでもなお言及するに値する破局が描かれていたように感じる。現時点で破局に至る要因を完全に解明することには困難を感じるものの、既に幾つかの手掛かり…

僕らはみんな河合荘

『僕らはみんな河合荘(9)』を読んだ。本当に完全に最高の漫画で、この時を迎える為に既刊全8巻を読んできたのだ思える程感動してしまった。一体河合荘9巻は如何なる点で最高だったのか、少しばかり解き解しておこうと思う。 まず9巻について当然指摘しなけれ…

小林さんちのメイドラゴン-9

小林さんちのメイドラゴン最終話を視聴した。この最終話は、演出等素晴らしい出来ではあったものの、どうしても消化しきれない論点を抱えたと思われる。如何なる点で、どのように未解決の論点が表出したかについて、簡単に指摘しておく。 終焉帝がトールを元…

小林さんちのメイドラゴン-8

8話は小林とトールの関係が今如何なる位置にあるのかが再度問われる回である。ここでは関係に何らかのレッテルを貼ることは必ずしも重要視されず、複層的で不確定な関係が描かれる。その中で、とりわけ8話終盤における、トールの小林に対する嫉妬を描いたシ…

小林さんちのメイドラゴン-7

細かい論点だが、原作とアニメ版の関連について二点言及する。 1. 原作とアニメ版の顕著な違いの一つとして、原作にある割とド直球の下ネタパートをアニメ版ではバッサリとカットしている点にある。下ネタパートが原作にいかなる華を添えているのか、私自身…

小林さんちのメイドラゴン-6

小林さんちのメイドラゴンの原作に一通り目を通したので、アニメ化の成否について10話放映終了時点での見解を述べておきたい。先に結論を言えば、アニメ版の小林さんちのメイドラゴンには、原作と独立した価値を見出し得ると考えている。 アニメ版が原作と一…

小林さんちのメイドラゴン-5

9話放映時点での8話に対する見解を記す。 私の知る限り、アニメ版のメイドラゴンは小林・トール・カンナの関係性を家族愛に寄せて描いているという見解があるところ、これには賛成できる。例えば2話でこそカンナが小林の家に乗り込んだときにトールはカンナ…